サータヴァーハナ朝をわかりやすく解説【古代インド】

サータヴァーハナ朝とは?

サータヴァーハナ朝とは、前1世紀~後3世紀に存在した古代インドの王朝です。ローマ帝国との海上貿易で繁栄しました。

海上貿易で繁栄

サータヴァーハナ朝の位置を見てみると、インド洋に突き出た部分に位置しています。この条件を活かして、サータヴァーハナ朝は海上交易で繁栄しました。同じ時期には、ヨーロッパでローマ帝国がパックス・ロマーナ(繁栄の時代)を迎えており、交易相手として最大の太客でした。一方、サータヴァーハナ朝と同時期に存在したクシャーナ朝は陸路交易の中継地でした。

メインはバラモン教だけど仏教もOK

 サータヴァーハナ朝はバラモン教を重要視する一方、王の一族には仏教を信仰する人物もかなりいました。なので仏教が弾圧されるようなことはなく、むしろ奨励されました。

滅亡へ

サータヴァーハナ朝では、地方統治を王族などの有力者に任せていました。しかし3世紀に入ると地方の有力者が各地で独立し、サータヴァーハナ朝は滅亡しました。

サータヴァーハナ朝はクシャーナ朝とほぼ同時期に繁栄と滅亡を経験しました。