十二表法/リキニウス=セクスティウス法/ホルテンシウス法【共和政のローマ法】

本

貴族と平民の身分闘争によって、十二表法を皮切りに共和政ローマの法律は徐々に改良されていった。古代ローマの法は後のヨーロッパ世界の法にも影響を与えた。

十二表法で慣習法を成文化

十二表法:紀元前450年頃、初めて慣習法が成文化された法律。ローマ法の原点となる。
もともとローマには明確な法律がなく、なんとなく皆が守る慣習法に従っていました。しかしそんなあいまいなルールは貴族たちが良いように独占します。それを改めるため、十二表法では法律が明文化されました。法の内容は、債務、財産、葬儀、結婚、犯罪などに多岐に渡りました。

十二表法の一部抜粋

  • 債務を認めた者または返済するようにという判決を受けた者は、30日以内に支払わなければならない。
  • 明らかに醜い子は殺さなければならない。
  • 兵役に就いている者は訓練が終了するまで結婚してはならない。
  • 債務を認めた者または返済するようにという判決を受けた者は、30日以内に支払わなければならない。

wikipediaより引用

リキニウス=セクスティウス法で平民でも執政官に

リキニウス=セクスティウス法:執政官2名のうち1名は平民から選出することを定めた法律。
執政官と言えば非常事態には独裁官になるチャンスがありましたよね。この法律に則って平民から執政官になり、そして独裁官にまでなった人物、ホルテンシウスさんが次の法律を作りました。

ホルテンシウス法で平民会の地位向上

ホルテンシウス法:平民会の決議が元老院の承認を得ずとも国法となることを定めた法律。
ホルテンシウス法によって平民と貴族の立場はほぼ平等となりました。