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インダス文明をわかりやすく解説

インダス文明とは? 概要

インダス文明とは、紀元前2600~1800年頃にインド西北部のインダス川流域に存在した文明です。

インダス文明の特徴

都市遺跡

インダス文明の都市遺跡は2600ほど見つかっていますが、その中でも有名なのが、インダス川下流で発見されたモエンジョ=ダーロや、上流のハラッパーです。これらの都市は道路や排水溝が整備されており、計画的に作られたことが分かります。

遺跡

モエンジョ=ダーロ

MEMO
モエンジョ=ダーロは現地語で「死の丘」を意味します。これはインダス文明よりずっと後に時代に付けられた呼び名です。この都市の本来の呼び名はまだ解明されていません。

インダス文字

インダス文明の都市遺跡からは、印章という1辺2~5cm程度の石が発掘されています。印象には当時使用されていたインダス文字が刻まれていますが、まだ解読することができていません

文字

印章

衰退

インダス文明は紀元前1800年頃に衰退しますが、その原因は分かっていません。気候変動による砂漠化説、核戦争説、後にインドに侵入したアーリア人に滅ぼされた説などがあります。

インダス文明 まとめ

まとめ
  • インダス文明とは、紀元前2600~1800年頃にインダス川流域に存在した文明のこと。
  • モエンジョ=ダーロやハラッパーなどの都市遺跡が発掘されている。
  • 印章に刻まれているインダス文字は未だ未解読
  • 文明が衰退した理由は解明されていない。