古代ローマ史

古代ローマ~ヨーロッパの母体~

コロッセオ
イタリアの首都ローマをご存じでしょうか。ローマは香川県の2/3ほどの面積ですが、13もの世界遺産がある街です。日本全体の世界遺産の数は23件です。かつてこのローマを中心とするローマ帝国が、地中海全体を支配した時代がありました。キリスト教が拡がったのもローマ帝国です。ローマ文明はその後発展するヨーロッパ文明の源流にして母体なのです。

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古代ローマの流れ
前1000年頃~
紀元前509年に王政を倒してから、紀元前27年の帝政開始までの期間の古代ローマのことです。共和政初期は貴族が政治を独占していましたが、徐々に平民に開かれていきました。

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コンスル/元老院/十二表法/リキニウス・セクスティウス法/ホルテンシウス法

前3世紀~前2世紀
共和政ローマとフェニキア人都市国家のカルタゴが、地中海の覇権を争って激突しました。最終的にローマが圧勝してカルタゴは滅亡しました。ローマはポエニ戦争での勝利によって西地中海を制覇し、世界帝国への一歩を踏み出しました。

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ポエニ戦争/カルタゴ/ハンニバル/属州/ラティフンディア

前2世紀~前1世紀
ローマ共和政の末期に、約100年間続いた内乱期のこと。グラックス兄弟の改革失敗をきっかけに内乱が始まり、第1回・第2回三頭政治を経て内乱は収束しました。内乱期に共和政は崩壊し、帝政ローマへと移行しました。

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グラックス兄弟/同盟市戦争/スパルタクス/第1回三頭政治/カエサル/第2回三頭政治/オクタウィアヌス

前1世紀~後3世紀
アウグストゥス(オクタウィアヌス)を皇帝として、帝政ローマが始まりました。アウグストゥスから五賢帝時代の終わりまでの平和な200年間のことは「パクス=ロマーナ」と称えられています。この時期にローマ帝国は地中海全体を統一する巨大国家となりました。

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アウグストゥス/元首政(プリンキパトゥス)/パクス=ロマーナ/五賢帝

後3世紀
3世紀にローマ帝国が陥った混乱期のことで、「軍人皇帝時代(235年~284年)」の約50年間を指します。この期間は軍事力を基盤にした皇帝が暗殺やクーデターにより乱立しました。ディオクレティアヌス帝の即位をもって危機は収束しました。

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軍人皇帝時代/コロナトゥス

後3世紀後半
3世紀末のローマ帝国の皇帝です。四帝分治によってローマ帝国を東西に分割し、混乱に陥っていたローマに秩序を回復させました。

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四帝分治制(テトラルキア)/専制君主制(ドミナトゥス)

後4世紀前半
4世紀前半のローマ皇帝です。「ミラノ勅令」を発布し、それまで帝国内で迫害されていたキリスト教を公認しました。また巨大な官僚体制を築き上げ、ローマは階級社会となり市民の自由が失われました。

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コンスタンティノープル/ミラノ勅令

後4世紀後半
属州の反乱やゲルマン人の大移動の影響で国内は混乱状態に陥りました。そしてテオドシウス帝の死後、395年についにローマ帝国は東西に分裂しました。

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テオドシウス帝/西ローマ帝国/東ローマ帝国

後1世紀~後4世紀
ユダヤ教徒だったイエスの教えを受け継いだ弟子によって、キリスト教が成立しました。ローマ帝国内でキリスト教は迫害を受けていましたが、信者の数は増え続け、最終的にはローマ帝国の国教となりました。

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ユダヤ教/イエス/ミラノ勅令/ニケーア公会議/アタナシウス派/エフェソス公会議/ネストリウス派