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ゲルマン人の登場 ~中世の幕開け~

世界史を勉強するうえで、「古代」や「中世」などの時代区分が登場しますね。ヨーロッパにおいては、西ローマ帝国の滅亡が「古代」と「中世」の転換点とされています。その西ローマ帝国は、ゲルマン人という民族の大移動によって滅亡しました。この章では、ゲルマン人の大移動をきっかけに始まった中世ヨーロッパの成立期に焦点を当てて見ていきましょう。

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中世ヨーロッパ成立期の流れ
4~6世紀頃
ゲルマン人という民族がヨーロッパに侵入しました。西ローマ帝国はゲルマン人によって滅亡し、ゲルマン国家が各地に建設されました。中世ヨーロッパの幕開けとも言える出来事です。
5~9世紀
ゲルマン人国家の1つであるフランク王国は、政治や宗教など多くの面において、中世ヨーロッパ社会の原型を構築しました。
9世紀
北欧を原住地とするノルマン人が船に乗って西ヨーロッパに侵入しました。現在のロシアやイギリスのルーツはノルマン人が建てた国にあります。
4世紀~11世紀
キリスト教のローマ教会とコンスタンティノープル教会は教義の正統性を巡って対立しました。その途中、西ローマ帝国という後ろ盾を失ったローマ教会はフランク王国に接近し、「カールの戴冠」によって西ローマ帝国の復活を宣言しました。
10世紀~11世紀
中世西ヨーロッパ世界は、封建社会という仕組みの上に成り立っていました。封建社会において国王の権力は弱く、諸侯や教会が力を持ちました。
9世紀~11世紀頃
中世封建社会において、ローマ=カトリック教会が権威を高めていきました。神聖ローマ皇帝とローマ教皇(カトリックのトップ)が衝突した叙任権では教皇が実質勝利し、ローマ=カトリック教会は西ヨーロッパ世界において絶大な影響力を持つようになりました。