エーゲ文明とは?わかりやすく解説【古代ギリシア】

建物

古代ギリシアから、エーゲ文明について解説していきます。

エーゲ文明とは?

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エーゲ文明とは、エーゲ海周辺で栄えた古代ギリシア最古の文明です。紀元前20世紀~12世紀の約800年間続きました。
注意しておきたいのは、エーゲ文明には種類がたくさんあることです。有名どころは、この後紹介するクレタ文明ミケーネ文明です。これらの文明をひとくくりにして、エーゲ文明と呼ぶのです。

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他にもエーゲ文明を構成する文明はありますが、ざっくりとこのイメージで覚えてみてください。

クレタ文明

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クレタ文明、別名ミノア文明とも呼びます。クレタ島という島で栄えました。海を題材にした壁画が残されてたりするので、海洋的で明るいイメージですね。

クレタ文明がいかに平和であったかを象徴する遺跡があります。宮殿クノッソスです。1900年になってイギリスの考古学者エヴァンズによって発見されました。彼はこの宮殿に城壁がないことを発見しました。城壁がないということは、外敵に攻め込まれることを想定していないのです。しかし逆に言えば、ひとたび攻め込まれてしまえば防御はもろいです。このあと登場するミケーネ文明により、クレタ文明は滅ぼされてしまいます

ミケーネ文明

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クレタ文明に続いて登場するのはミケーネ文明です。紀元前1600~1200年ごろ栄えました。ミケーネ文明では、ミケーネティリンスといった小王国が分立していました。

ミケーネ文明はクレタ文明とは打って変わって戦闘的です。ドイツの考古学者シュリーマンによってトロイア遺跡が発掘されますが、こちらには城壁があったのです。それだけ普段から戦争に備えていたということですね。ミケーネ文明では線文字Bという文字が使用されていました。ミケーネ文明崩壊と同時に線文字Bは使用されなくなりましたが1953年にヴェントリスによって解読されました。
ミケーネ文明の滅亡の理由は未だに分かっていません。今のところ海の民によって滅ぼされたという説が有力です。これにて約800年続いたエーゲ文明も終わりとします。

海の民って何?

紀元前12世紀ごろに東地中海を荒らした系統不明の民族です。

まとめ

まとめ
  • エーゲ海で栄えた色んな文明をまとめてエーゲ文明という。ギリシア最古の文明。
  • クレタ文明はクレタ島で栄えた明るくて平和な文明で、最後はミケーネ文明に滅ぼされてしまう。
  • ミケーネ文明は小さい国が集まって構成された戦闘的な文明。
  • トロイア遺跡シュリーマンによって発掘される。
  • ミケーネ文明が海の民に滅ぼされ、エーゲ文明も終焉。

確認テスト

答え.エーゲ文明
答え.クレタ文明
答え.エヴァンズ
答え.線文字B / ヴェントリス
答え.トロイア遺跡
答え.海の民
答え.紀元前12世紀ごろ

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