11世紀のイスラーム世界をわかりやすく解説【ガズナ朝/ムラービト朝】

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ガズナ朝

プロフィール
  • :ガズナ(アフガニスタン)
  • 領土:イラン東部・アフガニスタン・インド亜大陸北部
  • 存続期間:977~1187年
  • 特徴:北インドに何度も侵攻

インドへ侵攻

10世紀末、サーマーン朝に仕えていたマムルークが独立し、ガズナ朝は成立しました。位置はセルジューク朝の右隣、アフガニスタンです。
マムルークといえば、トルコ人の奴隷兵士の総称でしたね。

ですので、ガズナ朝もセルジューク朝と同じくトルコ系イスラーム王朝です。ガズナ朝はインドの富を狙って侵攻を繰り返しました
11世紀のイスラーム世界はトルコ人の活躍が目立ちますね

衰退・滅亡

ガズナ朝のすぐ西方には強大なセルジューク朝があります。西からはセルジューク朝に圧迫され、1163年にはアフガニスタンのゴールにゴール朝が成立しました。そして1186年にガズナ朝はゴール朝に滅ぼされました。

ムラービト朝

プロフィール
  • :マラケシュ
  • 領土:アフリカ北西部
  • 存続期間:1056~1147年
  • 特徴:先住民ベルベル人によるイスラーム王朝

マグリブ地方(アフリカ北西部あたりのこと)では、先住民ベルベル人ムラービト朝(1056~1147)を建設しました。ムラービト朝は、イベリア半島にも進出しています。ムラービト朝はアフリカ内陸のガーナ王国にも侵入したので、イスラーム教がアフリカ内陸部に浸透していくきっかけとなりました。

衰退・滅亡

11世紀末に全盛期を迎えたムラービト朝ですが、1147年に、同じく北アフリカに興ったムワッヒド朝に滅ぼされました。
名前が似ててややこしい…「ムラービト朝→ムワッヒド朝」の順番ですね。